江戸東京人セミナー
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今回の江戸東京人セミナーは「上野を象徴する老舗の食文化に触れる」という12年目の年間テーマを
前提として若いリスナーの皆様と近い感覚でお話をして頂くのにふさわしい方をお招き致しました。
その方は上野の地で創業して100年以上の歴史を持つ「洋食 黒船亭」の四代目・須賀利光さんです。
今回は当番組キーワード「知商」老舗の知識をテーマに初代が上野公園下に
料亭「鶏鍋」を開業して から現在の「洋食 黒船亭」に至るまでの変遷を伺います。
また「地食」江戸の食文化という 当番組キーワードをテーマに家族連れから観光客まで
幅広い層の方々に親しまれている 黒船亭の 料理への“こだわり”について教えて頂きます。
更に老舗として上野の魅力を発信する為に行っている貢献活動についてもお話して頂きます。
そして下町の祭り情報を伝える事が恒例の祭り特集号として 配信する今回の番組らしく
須賀さんとお祭りの関係についても伺いたいと思います。
講師&老舗紹介
洋食 黒船亭 四代目
須賀利光(すが・としみつ)さん
住所: 台東区上野2-13-13
URL: http://www.kurofunetei.co.jp


このコーナーでは、配信する番組のテーマに合わせて新たに当番組が製作した 江戸東京人セミナーの
オリジナルの曲をお送り致します。
12年目の新和楽のコーナーは「上野を象徴する老舗の食文化に触れる」という年間テーマを曲作りに反映させる為に「上野の山文化ゾーン」に注目しました。このエリアには日本とフランスの文化交流のシンボルでもある国立西洋美術館や日本初の芸術分野の最高学府・東京芸術大学があります。この様な背景を踏まえて東京芸術大学出身の当番組と縁のある純邦楽の演奏家を中心として 和楽器の音色にフランスの香り漂うアレンジを加えた曲を製作しました。そんな江戸東京の伝統と西洋文化を融合させた独創的な音楽をお届け致します。

第37回 2018年4月末配信号 曲名:「祭りとミュゼ」(まつりとみゅぜ)

プロデュース:小澤欣也
作曲:久保太郎
演奏:
三味線:山口ひろし
(やまぐち・ひろし)
筝:上田真佐輝
(うえだ・まさてる)
アコーディオン:
松本MOCO(まつもと・もこ)

パーカッション:
久保太郎(くぼ・たろう)



山口ひろし(やまぐち・ひろし)
4歳で唄の初舞台を踏み10歳から津軽三味線を始める。津軽三味線を千葉勝弘氏に師事。 1990年津軽三味線全国日本競技会・小中学校の部優勝、また1992年同競技会・中高学生の部優勝、更に1993年同競技会・一般B組優勝。 1991年ニューヨークの「日本祭」に父、山口孝次と出演。東音・菊岡裕晃氏に長唄三味線を師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業および同大学大学院音楽研究科卒業。現在は演奏会の他、テレビ出演、ワークショップも行っている。

上田真佐輝(うえだ・まさてる) (千葉 暢)
6才より筝の手ほどきを受け、その後、長唄、長唄三味線、地唄筝曲、一中節を各々の師に師事。平成11年、東京芸術大学音楽学部邦楽科筝曲山田流専攻卒業。12年文化庁インターナショナル研修員修了。リトアニア大統領訪日歓迎祝典。都営大江戸線開通記念祝典記念、他にて演奏。現在、西荻窪、仙台にて教授活動中。NHK邦楽技能者育成会第45期卒業。

久保 太郎(くぼ・たろう)
吹奏楽、打楽器アンサンブル、ミュージカル等様々なジャンルの作曲、編曲を手がける他、「流星放浪楽団」を率いてアルバム制作やコンサート活動を開始、作曲・編曲ばかりでなく、ベースやギター、民族弦楽器などの演奏も担当。 VシネマやCM音楽、ホームビデオ用のBGMシリーズなど、映像音楽の提供も多数。




当番組と縁のある神社で執り行われる2018年、平成30年のお祭りをご紹介

下谷神社・下谷神社例大祭
開催日:5月11日(金)から5月13日(日)

神田明神・神田祭  
開催日:5月14日(月) 薪能 
      5月15日(火) ※今年は影祭り 

浅草神社例大祭・三社祭
開催日:5月18日(金)から5月20日(日)


※お出かけ前には各主催者発表の最新情報をご確認下さい。